英検準1級 リスニングのコツ|第1部〜第3部(Real-Life)の解き方
英検準1級のリスニングは、2級より 1 部多い 3 部構成です。放送はどの部も 1 回だけなので、聞き逃すと取り返せません。
この記事では、第1部〜第3部の特徴と、それぞれで点を取るための聞き方を紹介します。特に、準1級から登場する第3部の Real-Life 形式は、解き方を知っているかどうかで大きく差がつきます。
準1級リスニングの全体像
- 第1部 会話の内容一致選択(12 問):2 人の会話を聞き、最後に読まれる質問に答える
- 第2部 文の内容一致選択(12 問):タイトル付きの説明文を聞き、1 つの文章につき 2 問に答える
- 第3部 Real-Life 形式の内容一致選択(5 問):問題冊子の状況(Situation)と質問を読んでから、放送を聞いて答える
選択肢は放送されず、問題冊子に印刷されています。どの部でも、放送が始まる前に選択肢に目を通しておくことが基本です。
第1部:会話は「最後の発言」まで集中する
第1部の会話は、相談・予定の調整・職場のやり取りなどです。準1級では、最初に出た案が途中で変わる会話がよく出ます。
- but、 actually、 instead の後に結論がくることが多い
- 質問は「男性はおそらく何をするか」「女性について何が分かるか」など、会話の結論を問うものが中心
- 選択肢は本文の表現を言い換えていることが多い(preliminary numbers → estimated figures など)
会話の前半で聞いた案に飛びつかず、最後の発言まで聞いてから選びましょう。
第2部:タイトルで話題をつかみ、2 問を意識して聞く
第2部は、科学・歴史・社会などの説明文です。最初にタイトルが読まれるので、それで話題をつかみます。
1 つの文章に 2 問あり、多くの場合前半から 1 問、後半から 1 問出ます。文章の流れは「現象や発見の紹介 → 理由や仕組み → 問題点や今後」のパターンが多いので、however や as a result などのつなぎの言葉に注意すると、どこが答えになるかが分かりやすくなります。
2 問目の質問が読まれる前に 1 問目を決めておかないと、次の音声に追いつけなくなります。迷ったら一度決めて、先に進みましょう。
第3部:Real-Life 形式は「状況と質問を先に読む」
第3部は、留守番電話・館内放送・自動音声の案内などを聞いて、自分ならどうするかを答える形式です。問題冊子には、状況(Situation)と質問(Question)が書かれていて、放送の前に 10 秒読む時間があります。
- 状況に書かれた自分の条件(予算、日時、持っているもの・持っていないもの)に印をつける
- 質問が「何をすべきか」なのか「どこへ行くべきか」なのかを確認する
- 放送では、複数の選択肢が順に案内され、条件付きの情報(〜の場合は、〜でなければ)が答えを分ける
たとえば「レシートがない」という条件が状況に書かれていれば、放送の「レシートがない場合は…」の部分が答えにつながります。状況の条件と放送の条件を照らし合わせることが、第3部のいちばんのコツです。
毎日の練習のしかた
リスニングは、問題を解く → スクリプトで聞き取れなかった所を確認する → もう一度聞くのくり返しで伸びます。聞き取れなかった原因が、単語を知らなかったのか、音のつながりなのか、速さなのかを分けて考えると、次に何をすればいいかが分かります。
Hatch-En の準1級リスニングには、本番と同じ形式の第1部・第2部・第3部 Real-Lifeの練習問題があり、スクリプト・和訳・解説も読めます。
❓ よくある質問
Q. 英検準1級のリスニングは何回放送されますか?
Q. Real-Life 形式とは何ですか?
Q. 選択肢は読み上げられますか?
📌 まとめ
英検準1級のリスニングは 3 部 29 問で、放送はすべて 1 回です。第1部は会話の最後まで、第2部はタイトルと 2 問を意識して、第3部は状況と質問を先に読んで条件を照らし合わせることがコツです。
準1級リスニングの練習問題で、本番と同じ形式に慣れておきましょう。