英検準1級 単語の覚え方|語彙問題で点を取るための4つのコツ
英検準1級の勉強を始めて最初にぶつかる壁が単語です。2級までの単語帳はほとんど覚えたのに、準1級の問題を開くと選択肢の半分が知らない単語、ということも珍しくありません。
この記事では、準1級の語彙がなぜ難しいのかを整理したうえで、限られた時間で点につながる覚え方を 4 つ紹介します。
準1級の語彙問題はなぜ難しいのか
準1級の大問1(短文の語句空所補充)は 18 問。文や短い会話の空所に入る語句を 4 つの選択肢から選びます。2級との大きな違いは、選択肢がすべて同じ品詞で、どれも準1級レベルの単語だという点です。
文脈から「良い意味の形容詞が入る」と分かっても、選択肢の 4 語の意味を知らなければ選べません。つまり、準1級の語彙問題は読解力より単語の知識そのもので差がつきます。逆に言えば、覚えた分だけ確実に点が伸びる大問でもあります。
コツ1:頻出順に、浅く何周もする
準1級の単語は数が多いので、1 語ずつ完璧にしてから次へ進むやり方では終わりません。おすすめは、頻出度の高い語から、1 周を速く回して何周もする方法です。
- 1 周目は「見て意味が分かるか」だけを確認し、分からない語に印をつける
- 2 周目以降は印のついた語だけを回す
- 数日あけて、また最初から全体を流す
人は覚えたことを短い間に忘れますが、間隔をあけて何度も見ると記憶に残りやすくなります。1 回で覚えようとしないことが、結局いちばんの近道です。
コツ2:単語は例文ごと覚える
準1級の語彙問題は、単語の意味だけでなくどんな語と一緒に使われるかも問われます。たとえば alleviate(和らげる)は pain や concerns と、 curtail(削減する)は spending や activities と組み合わさりやすい語です。
単語を日本語訳だけで覚えていると、似た意味の選択肢が並んだときに迷います。短い例文で、その語が自然に使われる形を一緒に覚えておくと、本番で「この組み合わせなら見たことがある」と判断できます。
コツ3:句動詞は動詞ごとにまとめて覚える
準1級の大問1の後半では、句動詞(動詞+前置詞・副詞)がよく出ます。come down with(病気にかかる)、 phase out(段階的に廃止する)、 iron out(問題を解決する)のように、ひとつひとつの単語は簡単でも、組み合わさると意味が想像しにくいものばかりです。
句動詞は、動詞ごと、または前置詞・副詞ごとにまとめると覚えやすくなります。out には「最後まで・取り除く」、down には「減る・抑える」のようなイメージがあり、それを知っておくと初めて見る句動詞でも意味の見当がつきます。
コツ4:語源で「初めて見る単語」に備える
準1級では、どれだけ覚えても知らない単語は出てきます。そのときに役立つのが語源です。
- bene-(良い):beneficial, benevolent
- -cide(殺す):pesticide, herbicide
- mal-(悪い):malfunction, malnutrition
接頭辞と語根を知っていると、単語を覚えるときの手がかりになるだけでなく、本番で選択肢を絞る助けにもなります。ただし語源はあくまで補助です。中心は、コツ1〜3 で実際の単語を覚えることにしましょう。