英検準1級 ライティングの書き方|要約(60〜70語)と意見論述(120〜150語)の型
英検準1級のライティングは 2 問しかありません。それでも、CSE スコアではリーディングやリスニングと同じ 750 点満点です。準1級の合否は、ライティングで決まると言っても言い過ぎではありません。
この記事では、英文要約と意見論述のそれぞれについて、書き方の型と練習のしかたを紹介します。
準1級のライティングは2問
- 英文要約:3 段落ほどの英文を読み、内容を 60〜70 語の英語にまとめる
- 意見論述:示された TOPIC について、120〜150 語で自分の意見を書く。4 つの POINTS(観点)から 2 つを使う
どちらも、内容・構成・語彙・文法の観点で採点されます。語数が指定の範囲から大きく外れると減点の対象になるので、練習のときから語数を数える習慣をつけましょう。
要約:段落ごとに 1 文、3 文で書く
準1級の要約で読む英文は、たいてい背景 → 良い面 → 問題点や反対の意見のような流れで 3 段落になっています。そこで、次の手順で書くと 60〜70 語に収まりやすくなります。
- 各段落の中心の文に下線を引く(具体例や数字は線を引かない)
- 段落ごとに、その中心の内容を自分の言葉で 1 文にする
- However や As a result などのつなぎの言葉で 3 文をつなぐ
要約には自分の意見を入れません。本文に書かれていることだけを、短く言い換えてまとめます。
要約のコツ:具体例は「上位の言葉」でまとめる
要約でいちばん語数を使ってしまうのが具体例です。たとえば本文に「カフェや民宿を始める人がいる」とあれば、cafés and guesthouses をそのまま書かずに businesses(事業)とまとめます。「祭りや清掃活動」なら community activities(地域の活動)です。
また、本文の表現をそのまま写すと評価が下がります。lower housing costs → cheaper homes、 shrinking population → declining population のように、意味を変えずに言い換える練習をしておきましょう。
意見論述:序論・理由2つ・結論の4段落
意見論述は、次の 4 段落の型で書くと構成点が安定します。
- 序論:TOPIC に対する自分の立場(賛成・反対)をはっきり書く
- 理由1:POINTS の 1 つを使い、理由 → 具体的な説明 → その結果まで書く
- 理由2:別の POINTS を使い、同じ形で書く
- 結論:序論の立場を、言葉を変えてもう一度述べる
120〜150 語は、序論と結論で 20〜30 語ずつ、理由をそれぞれ 40〜50 語ずつにすると収まります。2級より語数が多い分、理由を 1 文で終わらせず、「なぜそう言えるのか」まで書き込むのがポイントです。
よくある減点ポイント
- POINTS を使っていない:理由が POINTS のどれとも結びついていないと、内容の点が下がります。理由を書くときは、どの POINTS を使っているかが読み手に分かるようにしましょう
- 立場がぶれる:途中で反対の立場の話を長く書くと、意見がはっきりしない答案になります
- 同じ表現のくり返し:important や good を何度も使うと語彙の点が伸びません。essential、 beneficial などに言い換えましょう
- 語数の不足:120 語に届かないと、内容が足りないと判断されやすくなります
練習のしかた
ライティングは、模範解答を読む → 自分で書く → 比べるの 3 段階で伸びます。最初は時間を気にせず、型どおりに書くことを優先しましょう。慣れてきたら、要約 15 分・意見論述 20 分を目安に時間を計って書きます。
Hatch-En の準1級のライティングには、要約と意見論述の練習問題が模範解答・解説付きでそろっています。
❓ よくある質問
Q. 英検準1級の要約に自分の意見は入れますか?
Q. 意見論述の POINTS は必ず使わないといけませんか?
Q. 語数が少し足りない・多いとどうなりますか?
📌 まとめ
英検準1級のライティングは、要約(60〜70 語)と意見論述(120〜150 語)の 2 問で、1 技能分の重さがあります。要約は段落ごとに 1 文で言い換え、意見論述は序論・理由 2 つ・結論の型で POINTS を 2 つ使って書きましょう。
準1級のライティングの模範解答で型を確認し、自分でも書いてみるのがいちばんの近道です。